「パピルス・ペーパークラフト」の版間の差分
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2014年5月12日 (月) 05:47時点における最新版
パピルス・ペーパークラフト Papyrus Papercraft
ビブリオ教の教典において約束された第三の、最後にして最高の預言者。紙にして紙の子たるパピルス。図書の王。
1999年、グランドクロスにより第二聖典の封印が決壊。運命の導きによりペルガモンの図書館に来たパピルスは、そこで第三聖典『書棚に掲げる明鏡』より啓示を受け、全身に“すべて”を表すバベルの言葉が浮かび上がらせる。その時より、パピルスは紙の子として目覚めた。
月面ファーストコンタクト事件が発生した後、着々とビブリオの教えを広めていたパピルスは、宇宙全土に読書を広めるべくメソポタミアにて眠っていた移動図書神殿艦ラー・ビブリオティカ・ディ・バベーレを浮上させる。無数の読書狂な弟子を引き連れてその艦長に納まり、大宇宙へと布教の旅に乗り出す。
旅の途中、ビブリオ教発祥の地であるニビル星系を中心に、宙域級機動要塞基地ニビルが築かれていることを知る。それに激怒したパピルスは、ちょうどそこを攻めあぐねていた地球系の艦隊に攻略作戦を立案。『ニビルの青い炎』と名付けられたその作戦は見事成功し、ニビル戦役の英雄となる。ついでに信者の数も大幅に増え、そのまま不死者になる。
ポッドにはいった人びとはパピルスをあざけった。「おまえはカミの子であ ると言うがじぶんを救うこともできないではないか。」パピルスは、「ひとは 空気に生きるのではない。本によって生きるのだ。あなたはポッドの外にいれ ば死ぬというが、わたしは本を読むかぎり死ぬことはない。」と、言われてそ のとおりになさった。人びとはみなこの人こそカミの子であると噂した。 ——ビブリオ教『新約紙典』ピアポント・モーガン記より