ローテンフェルト侯

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ローテンフェルト侯

 名前は不明。ただローテンフェルト侯とだけ呼ばれる。
 ドイツの片田舎に位置する他界、ローテンフェルト侯領に住んでいた、魔術師にして吸血鬼。1993年の冬に死去。
 悪意は無いが善意も無く、災害レベルの魔術実験をところかまわず行っては後始末せずに放置するため、教会や魔術結社、魔女やドルイド、果ては悪魔信仰者にまで迷惑がられた最悪の魔術師。
 ローテンフェルトの十二使徒と呼ばれる強大な十二人の弟子たちにより、本人の望むところではないものの、闇の世界で幅を利かせる吸血鬼勢力の親玉にされる。あと、名前や研究の成果を傘に来て好き勝手される。が、自分の魔術的探求には全く無害であったため、ほったらかしにしていた。
 結果として、ある日空気読まない熱血格闘ミュージシャン御堂大河が弟子の一人と喧嘩した割り喰って一緒に滅ぼされる。
 無口と無表情、あと圧倒的な威圧感から、常人には理解の及ばない魔王として、弟子や娘からも恐れられていたが、結局何も考えていなかっただけということは、終ぞ知られることなく死んでしまいました。よく考えてみるとちょっと可哀想な人。
 ある多界の歴史においては、現在一般的に知られているような、狼や蝙蝠に変身し、陽光を恐れ、処女の血を好む、所謂ドラキュラ種の吸血鬼を作り出したのは他ならぬ彼であったりもする。

 楽屋裏を明かせば、月影れあなが自分のキャラの異能の起源を定めるために作ったガジェットであるため、いろんなところでいろんなことをやっている。
 類似⇒『ゴルゴムの仕業』『孔明の策』『ノストラダムスはこのことを予言していたんだよ!』

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