たかなし行政書士事務所

　吹利市内に事務所を構える行政書士事務所。
　行政書士業務のほか、裏では人外問題調停業務を請け負っている。

　代表は小鳥遊進二。しかし、実態は青梅家の経営である。
　これは、異能や怪異を嫌う本家本宮家を憚っての処置であり、つまり最初から人外問題調停を主業務とすることが意図されていたことを意味する。

所員

小鳥遊進二: 事務所の経営者。いわゆる人外問題など怪異にも多少の馴染みと理解はあるが異能者ではなく、人外問題の調停も自分で行うことはない。
高徳寺梅太郎: 事務所に所属する行政書士。また、人外問題調停人でもある。『結果は過程を正当化する』という主義で正当な報酬が保証されれば汚い仕事でも厭わず請けるため、同業者の評判は芳しくない。
畔結衣: 事務員さん。プロ執事。鋼線使ったり武器調達したりはしません。
渡邊知徳: 申請補助者。ひらたくいうと使いっぱ。わりとタフ。
根津忠之: クライアントの一人。よく出入りする探偵さん。
本宮窓香: クライアントである戸萌不動産の社員、たかなし行政書士事務所の新たな担当になる様子。本宮本家の長女でもあり、何か目的がある様子。