宇宙帝国
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宇宙帝国
アルファ・ケンタウリ星系の人工惑星にその本拠を置く汎銀河共同体。地球方面公用語ではSENATVS POPULVSQVE VNIVERSE(元老院及び宇宙市民)と表記される。帝国全体に対する君主は存在しない(君主制の政体を持つ文明圏がそのまま帝国に参加していることは多い)が、多文化を包含する共同体という意味で略称に帝国の語が充てられている。
星系ごとに行政管区をおき、大幅な自治権を与えている。というよりも、もともと帝国は異文明間の交易条約の管理機構と言われており、星系固有通貨の共通貨幣への両替保証及びその業務、星系間のワープゲート管理などが主な収入源であり、これらの条約を批准した星系の代表が集う調整機構が元老院である。
このためか各星系に対する直接的な政治介入は極力行わず、政情不安定な星系に対しては市場での通貨格付け下落に起因する貿易不振など帝国が直接手を下さない手段に任せるのが帝国の伝統的な外交である。もちろん、外交カードは市場原理だけでなく、政情不安を理由にしたワープゲートの閉鎖や元老院直属軍など複数のものがある。
「経済に食い込んで離れない。コレドロン重酸中毒第三性のようになるぞ」
「なに、お互い持ちつ持たれつさ」