緋猿
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緋猿(ひえん)
東アジア(日本〜中国)に生息する猿のような姿をした妖怪。
体長は2m〜3mで、全身は鮮やかな赤い体毛で覆われている。
高い知能と身体能力を持ち、歳経た個体の中には強大な神通力を持つに至る者も存在するという。
他種族(多くは人間)の女性を攫い、子を産ませるという性質から悪しき種族としてみなされることが多いが、元来は邪悪な存在ではない。
基本事項
- 魔獣(NEUTRAL-NEUTRAL)ヒエン
- 鮮やかな緋色の体毛、成体は体長2〜3mの大猿
- 超身体能力(筋力、反射神経、生命力)
- 獣の感覚(視角、嗅覚、聴覚、第六感)
- 読心術をはじめとする神通力
- 神通力を有するのは、通常は成体の中でも数百年生き続けた個体のみ
- 全ての個体は雄(男)であり、他種族の女(大抵は人間)を攫って子を産ませる
- 生まれて来る子は鮮やかな毛(髪や体毛)を除けば母親の種族と同じ見た目
- 山野で暮らす間に精神、肉体の両面で徐々に緋猿に近づいて行き、やがては完全な緋猿となる
- ただし、成人まで人里で暮らし続けた個体の場合はその限りではない