岡野晴一

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岡野晴一 OKANO HARUICHI

「願いがかなうものだなんて誰が言ったの? 神様はそんなこと言ってなかったよ? 自分の足で歩いて歩いて、それからちょっと運の良かった人だけが望みをかなえるだけさ」
 晴一は揺るがない。笑顔のまま、変わらず淡々と突き放す。
 何かが、少年の中でぷつりと切れた。
「そんなの──嘘だっ」
 忌まわしいものを、穢れたものを振り払うように手を振りかざす。
 狂ったように頭を振って否定する。
「ホントだよ。オレ、天使だもん」

(カルマの坂から引用)

1992年生まれ

 ある日、ふらりと吹利市に現れた少年。
 自称、天使。

 学校内での評価は『顔はキレイだけど頭が病んじゃってる電波系』というところ。でも、本人は意にも介していないようである。

 お気に入りの場所はGARDEN。特に店長をいじめるのがとても面白い。

http://kataribe.com/HA/06/G/200611/771.jpg (イラスト:Saw)

関連する用語

オレ、天使
天使を自称しているということを表すとともに、他人に「もしかしたら天使かもしれない」と思わせるような奇跡を起こす不思議な現象もあらわす。
しかし、彼が本当に天使であるかどうかは不明。
天使の奇跡?
さりげなく、でも後で思い返すと「やっぱり天使だから?」と思わせるような、ちょっと不思議な現象を起こす技能。

人間関係

豊秋竜胆
イジメるとおもしろいお姉さん。彼女前ではサドっ気全開。
中学生組
マイノリティ仲間。居心地は悪くない群れだけど、神様の声を聞こうともしないところがちょっと不満。
神終空音
群れからはぐれたがる寂しがり屋の子羊。こーゆー子っているよね、よく。特にこの年頃だと。

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