マリアによる福音書
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マリアによる福音書 The Gospel of Mary
新約聖書外典福音書。「マグダラのマリアによる福音書」とも。
メモ
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- 用語
- 解説
- 「マリヤによる福音書」
- (ここでは、マリ「ヤ」は、岩波書店『ナグ・ハマディ文書II』に準拠)
〔前略〕ベルリン写本は、最初の六頁が欠損している。また、第11−14頁も失われている。そして第19頁の3−5行目に「マリヤによる福音書」と記されている。〔これは、表題がテキストの末尾に記されている形式とみられている〕
〔「マリヤ福音書」にあるように〕使途たちの知らない秘密の教えがマリヤに語られるというとき、『トマスによる福音書』などでは、マグダラのマリヤをさすので、ここでも「マリヤ」は彼女をさすと見做してよいであろう。
小林 稔「解説 マリヤによる福音書」(荒井 献、他、共訳『ナグ・ハマディ文書II 福音書』,岩波書店,Tokyo,1998.p.349〜)より。〔〕内は引用者補記。
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