オノゴロのとある探索者の日記(新版でのリプレイ風冒険記事)

提供: 語り部Wiki
2018年9月7日 (金) 20:40時点におけるエミリオ (トーク | 投稿記録)による版
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9月7日、オノゴロでとある冒険家が消息を絶った。現地で調査をしていた譲原家エージェントが偶然崩壊した砦内で、黒焦げ状態で発見された冒険家の遺体と彼が最後に記したとされる日記を発見した。日記は表面こそ黒焦げ状態となっていたが、内容は読める状態だった。以下、博物館に収められた貴重な文献として発表する

8月1日

「今日は、ついて居る日だ…なんせ、この祝融叢林にオノゴロの財宝が眠っているっていうんだからな…探索前に武神市の武具店で買った鋼鉄の刀と猛獣のレザーアーマーに各種POT類に野営道具を用意して万全の対策で挑んだのが功を奏したぜ」

1.セッション時探索前、このように街で買い物や事前準備などを行うシーンを探索前シーンと呼ぶ、探索前シーンでは街で色々と買い物をしたり、生産設備(多くは作業場や薬局の調合台など)で必要な代物を作ったり(もちろん材料があればだが)妖術師から魔法を買ったり武器や防具に魔化(エンチャント)を施して強化したり、自分で魔法を制作したり、などができる。

「この鋼鉄の刀は切れ味上昇のエンチャントを施してあるから通常の刀より何倍も威力が上がってるぜ!名前は…そうだな。(名刀虎徹)にしよう!」

2.切れ味上昇のエンチャントは武器の攻撃力を+2するエンチャントである。またエンチャント武器には自分で名前を付けることが可能である(防具や装飾品も兼ねる)

「さて…では、早速探索を…ん!何だあれは!見るからに怪しげな洞窟だが…よし、調べてみよう。俺の敏捷は5、探索の技能値は8で合計は13だな…行くぞ!」

3.このように探索前に判定行動が必要な場合はGMから直接、〇〇の能力値(アトリビュート)と〇〇系の技能を使用して判定してくださいと知らせられる。対応技能を持ってない場合は能力値+3d6のみでの判定となる。今回は敏捷と運動系技能での判定となった。探索8を持っていたので敏捷10+探索8の18なので3d6+13となる。GMから提示された目標値は23であった。3d6を振る…出た目は13。13+13で26、判定成功である。PLは難なく雑木林を切り裂いて洞窟の内部に入ることとなった

「暗いな…ここは、目の前が見えん、こんな時は…発光体の妖術の出番だ!そら!」

4.探索前の街の行動で妖術師から変性魔法の発光体の魔法を購入したのであろう。この妖術は術者の目の前に発光体を発生させ松明の様な役割を果たす探索系妖術である

「さて…できるだけ早くこんな場所はおさらばしたいが…うわっ!何だあれは!目の前に死人がいやがる…先客ってか?勘弁してくれ…」

5.どうやらこの男、暗がりが苦手という特徴を持っている様だ。暗がりが苦手の特徴を持つものはダンジョン内で精神力が-2の修正を受けることとなる

次のページを見ると、どうやら洞窟内では宝箱以外見つからなかったようで、中を開けてもすでに空となっており、踏んだり蹴ったりの状態で洞窟を後にしたことが読み取れる

「ええい!くそ、今日はもううんざりだ!野営の準備をして今日はもう寝よう!」

6.キャンペーンなど長期セッションの場合は野営を行う必要がある。その場合は野営道具を用いることで安全に眠れる状況を作るかもしくは安全に眠れる場所を見つけて眠りにつく必要がある

日記は次の日にちに続いている

8月2日

探索を初めて2日目、初日に何も見つからなかったのか?少々イラついてる口調からスタートした

「畜生!俺が苦手な暗闇から脱出してからという物…来る日も来る日も叢林を切り抜けても目的の場所は見つからず…ん?あれはなんだ?」