ビブリオ教
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ビブリオ教 Biblioism
読書を至上の幸福として、書物を礼賛する宗教。全銀河に公称二百億人の信者がいるとされている。まあ、それは大げさにしても結構に強大な宗教団体。移動図書神殿艦ラー・ビブリオティカ・ディ・バベーレを聖地として崇める。
読書狂に国境はないと言うが、構成する種族は実に多彩。地球人、シュメール人を中心としてアトランティス人やその他弱小宇宙民族まで、言語文化をもつ知的生命種ならほとんど信者が存在する。
信者は洗礼の際、有名な図書館から取った洗礼名を与えられる。現在の指導者である第三の預言者パピルスが地球人である所為か、その名は地球の図書館であることが多い。
祖を同じくする分派にシュメール教がある。