天理教
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天理教
日本の民衆宗教の一つ。新興宗教。教派神道。幕末に立教。
- 新宗教に含めるかどうかは、どの時期からのものを新宗教と見なすかによる。狭義には戦後の都市化に伴うものを指すので、天理教は含まれない。
「陽気ぐらし」という世界の実現を目指している。奈良県天理市に人類が創成された地「ぢば」があるとしており、現在その地に教会本部が置かれている。また今でもここで教祖は存命で、日々お働きになっていると天理教は主張している。反創価学会の宗教で、支持政党は自由民主党。
メモ
- 元々神道系の宗教として出発。
- 戦後神道から独立して新宗教になった。
- 儀式・神棚・建物など今でも色濃く神道の影響を残しています。
- 神道系の要素が多いが仏教系の用語などもある。
- 要は既存の宗教の要素を寄せ集めて作った宗教である。
- Q:既存の宗教の要素を含まない宗教ってあるんですかね?
- A:新興宗教では珍しくありません。このような宗教を創唱宗教と呼びます。
- 要は既存の宗教の要素を寄せ集めて作った宗教である。
- 組織的な宗教として布教をさかんに行ったのは教祖の死後
- 分派も多いようだ。
- 古い宗教よりも近年であるため成長プロセスが見通しやすい
- 呪術的な個人の周りに集まった集団が社会と軋轢を引き起こしつつ組織化・合理化される過程をネタにするときに参考になる。
- 第二次世界大戦前には新宗教としては大きな勢力だった
- だが、多くの新宗教とは異なり、第二次世界大戦後には布教活動が相対的に低調になり、あまり成長しなかったと見られている。
人名
- 中山みき
- 教祖。「お産の神様」として信望を集めた。
- 中山秀司
- 教祖の長男。吉田神道の吉田家への入門などにより迫害回避を試みた。
- 中山正善
- 教祖の曽孫。二代目真柱。太平洋戦争で軍に協力。
用語
- おやがみ
- 天理教が崇拝する神様。教祖にとりついて天啓を示した。
- 表頭領
- 真柱と並ぶ重要な役職。実質的に教団を指導する。
- 初代表統領
- 「理の親信仰」を提唱した。
- ようぼく
- 教人
- 奉告祭
- 各教会で行われる祭りの一つ。
- 修養科
- 男子班と女子班に分かれて活動する。
- おさづけ
- 信者は「おさづけ」でどんな怪我や病気でも治ると信じている。
構成要素
関連地名
- 名前
- 解説
関連組織
歴史
言及書籍・作品
資料本
- 天理教と三島神社