「無明の天使」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
(Hiki からの自動変換) |
(相違点なし)
|
2014年5月12日 (月) 00:14時点における版
無明の天使とは?
渚女悠歩さんの発起で始まった現在進行形(2005年07月現在)の長編エピソードです。
物語は倉守雛が盲目の天使に襲われるところから始まります。
あらすじ
不覚にも傷を負い異能を奪われた彼を助ける友人達、そして天使との出会いを運命と受け止めたシスターブリジッタ洗馬静香(シスター・ベルナデッタ)。 さらに天使の生け捕りを桜木達大に依頼する謎の狐面の男まで登場し、事態はゆっくりと、しかし止められない力強さで動き出す。
時系列(穴も多いので補足願いします)
- 志摩沙耶子、ビルに巣くう。ある政治家を通じて依頼が出される。
- 桜木達大、狐顔の男から依頼を聞き、遠野響に遮られる
- 翌早朝、桜木達大、上司に正式に依頼を断る。
- 午後、桜居津海希、桜木達大から依頼を奪い取る。
- 夜半、津海希、無明の天使に敗北。天使は巣から飛び立つ。
- 未明、無道邸で桜木と前野が事件と今後のことについて話し合う
- 同時刻、津海希目覚める。
登場キャラクター
- 倉守雛 (くらがみ・すう)
- 按摩師にして魔道エージェント。
- ブリジッタ洗馬静香 (−・せば・さやか)
- 悪魔祓いも行うおっとりシスター。修道名はベルナデッタ。
- 本宮幸久 (もとみや・ゆきひさ)
- 葬儀屋さん。霊感が強く色々見えすぎる人。
- 佐上氷我利(さかみ・ひがり)
- 佐上雑貨屋の店長代理、背中にでっかい本を背負ってる人。
- 新崎智也(しんざき・ともや)
- 異能耳を持ち、酒に滅法強い大学4回生。
- 桜木達大 (さくらぎ・たつひろ)
- 対怪異・異能専門の交渉屋。通り名は猫回し。友人からは若旦那と呼ばれている。
- 遠野響 (とおの・ひびき)
- 巫女の家系に生まれた姉御。放浪癖があり、へビィスモーカー。神道の作法や行に通じ、発火能力者でもある。
- 氷川美琴 (ひかわ・みこと)
- 狐狗狸の霊に取り憑かれ、第三の目を持つ女子高生。
- 桜居津海希(さくらい・つみき)
- 桜木達大の弟子。人外問題専門の調停人を目指している飛頭蛮桜居の姫。
- 前野浩(まえの・ひろし)
- 桜居津海希の元執事であり恋人。。黒服の退魔士、人脈も広い。道具作りのエキスパート。
- 岡啓介(おか・けいすけ)
- 氷川美琴の恋人で、癒しの力を持つ人狼。
- 狐面の男 (きつねづら・の・おとこ)
- 達大に厄介な依頼を持ち込んだ男。やせた狐に似た顔をしている。なお、狐の面を被っているわけではない。
- マスク・オブ・×
- サイドストーリみたいなのの登場人物。天使嫌いの天使。
- 忍足神夜
- 神官。サイドストーリのようなものの登場人物。言霊使いに似た能力を持つ。
現時点で決まっている事項
確定事項
- 天使憑きの少女は教会に出入りしていた人間である。
- 天使憑きは依頼主の所有するビルの屋上に一時的に住み着いていた。現在は神出鬼没である。
- 天使憑きの少女は対外的に家出したことになっている。
- 天使憑きは街中でも普通に飛んでいる。(岡啓介の目撃)
- 天使憑きは目を瞑っていても霊的に視認される。
- 天使憑きは棒状の何かでもって相手の異能を奪う。(gallowsさんと瑠奈さんの描写)
- 天使憑きは神の名のもとに異能者から異能を奪っている。
- 天使憑きは桜居津海希から対話能力。倉守雛から鋭敏な感知能力。氷川美琴から「第三の目」を奪っている。
- 天使憑きは一般家屋の天井をあっさり突き破る程の怪力、或いはそれに類する能力も持つ。
- 天使憑きの少女の羽根は少女自身に由来するものではない。(氷川美琴の観察)
推定事項
- 天使憑きはペーパーナイフ由来である。
- 天使憑きの少女は何らかの能動的な行動を行おうとした結果天使憑きになった。(懺悔をしたがっていたなどの描写)
- 依頼者は狐面の男という仲介人を立てている。(狐面の男がなんらかの理由で仲介人のふりをしているだけであればこれは当てはまらない)
- 天使憑きは夜活動する。(統計から)
- 天使憑きは霊的に見ると盲目である。
- 天使憑きは寄生主の少女の肉体の健康を尊重していない。(桜居津海希の観察)
- 天使憑きは段々と崩壊しつつある。それに応じて翼に黒いものが混じり始めている。(遠野響の見立て)
関連ML記事
- 『無明の天使』編集版
- エピソードの総集編。
- 『無明の天使:黒い部屋』
- 倉守雛とは別の角度のストーリーラインの始まり、或いは桜木達大がいかにして、この事件に関わることになったか。
- 『無明の天使:白い部屋』(08月02日、20時50分 改稿)
- いかにして達大が狐面の男の依頼を断るにいたったか。
或いは猫回しの弟子が、無明の天使と関わっていくための伏線。 - 『無明の天使』猫回しの弟子
- "黒い部屋"の翌日。桜木達大が断ったはずの依頼を弟子の桜居津海希が請け負い、そして──
- 『無明の天使』無道邸、夜明けの居間
- 桜居津海希が無明の天使から言葉を奪われた夜。桜木達大と前野浩が対策に乗り出す。
- 『無明の天使』前野、桜木同盟──津海希の部屋
- 目覚める津海希。失ったものの大きさにくずおれる。
- 『無明の天使』美琴編
- 美琴が無明の天使に襲われ、事件に関わることになったきっかけ。
- 『無明の天使』啓介編
- 無明の天使に襲われた美琴を介抱する啓介。
- 『無明の天使』ベルナデッタ編
- 行方知れずの少女を思い悔やむベルナデッタ。
- 『無明の天使:斑の羽』
- 無明の天使と対峙する響。
- 『無明の天使』屋敷編
- 少女の実家を訪ね、情報を集めるベルナデッタ。怪しげに策謀を巡らす少女の父。
- 『無明の天使』邂逅編
- 響との会談を終え、帰宅する達大。突然天使憑きに襲われる。
- 『無明の天使』鳥篭
- 天使との決戦に備えてつみきに特別な鳥篭を託す前野。
- 『無明の天使』その力は愛するもののために
- 啓介の目覚め。
- 『無明の天使』二つの翼悪魔の心・天使の心
- 忍足神夜、マスクオブ×と天使憑きの対峙。
- 『無明の天使』あげは
- 喫茶店あげはに集う天子対策部隊。
- 『無明の天使』黒い翼、舞う//夜に踊る猫姉妹(修正1)(修正2)
- 決戦序盤。つみきと天使憑きの空中戦から煌煖姉妹の結界内戦闘まで。
関連チャットログ
- 無明の天使 - ペーパーナイフに関する考察
- matuyaさんによるペーパーナイフに関する考察。(ログ編集版)
- 語り部IRC公開ログ 2005-07-31 22:00:00
- 遠野響が無明の天使に遭遇した後の桜木達大との対話。交渉決裂、再び。
- http://kataribe.com/IRC/HA06/2005/08/20050802.html#020000
- 黒い部屋、白い部屋、猫回しの弟子の時系列
- 語り部IRC公開ログ 2005-08-06 13:00:00
- 桜木達大、天使憑きに関する平和的解決策を思いつくこと。
関連用語
- 矢垣物産 (株)
- 桜木達大が所属する会社。
岩倉隆作が依頼を持ちかけたことから、達大は事件に関わることになった。 - 人外問題調停人
- 人外に関連する問題を、退魔による一方的なカタチではなく、調停によりお互いの意志をコーディネートするカタチで解決に当たる専門家。
- ペーパーナイフ
- この物語のキーアイテムの一つ。
ヨーロッパの魔術師がフランス装で仕立てられたヤバい魔術書の呪いを回避するために、天使をとっ捕まえて封印し肩代わりさせたものらしい。