旧水の守護家
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緋㞮
五式において水行を守護していた家柄。家名は緋㞮(ひいずる)。
命より天沼矛を預かりし一族であり高千穂の守護者。高千穂峰に天沼矛の摸し型を突き立てたのもこの一族であるとされる。
かつては五式の中で実効的支配層として君臨していたが、歴史の裏で続いた聖後衆との戦争によって滅んだ。
その系譜は命直系の血筋とも、命の天降りに伴った天神だとも言われているが、資料の殆どは一族が滅んだ時期に失われているため詳細は不明。
五式に残る資料には緋㞮の子は生まれながらにして神威を宿しているとされ、その身体構造や霊的組成が通常の人間と異なるとまで言われているが真偽は定かでない。
現代において後述する藍染と言う分家が残っている。
関連人物
緋㞮
五式に残る記録では80年程前に断絶している。密かに血族が生存しているという未確認情報が存在する。
- 緋昏歩
- 本家の血筋を引き継ぐ最後の生き残り。本人はその事実を知らない。自身を含めた周囲の物事を神秘の側面へ傾ける力を持つ。
藍染
『緋出の眼』と呼ばれていた一族。一族の者が産む子はほぼ確実に女性となり、強い魔眼の才をもって生まれる。ただし修行なしに魔眼に開眼するほどの者は極稀。
一族に女人しか生まれない特性上、家名と体裁を残すために婿養子をとる習慣があったが、時代とともに廃れ明示的に藍染の家系を名乗るものは少なくなった。