大神の剣
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大神の剣
セッションシナリオ。
あらすじ
同志館大学の桂助教授のもとに、大阪の大学の研究仲間から相談が持ち込まれる。ただならぬ気配にPC一行を連れて大阪を訪れた桂助教授らが目にしたのは、おびただしい霊気をまとった、関門海峡から引き上げられたというぼろぼろの鉄剣であった。
研究のためにと“剣”を引き取った一行だが、帰途の道すがら妖怪たち百鬼夜行による威嚇を受ける。彼らは、その“剣”を「神座しの剣」(かみましのつるぎ)と呼び、妖怪殺しの剣として恐れていた……。
その両者の前に突如、“剣”を奪わんとする異形の存在が姿を現す!
コード
HA16「南北古都奇譚」同志館大学編の1シナリオ。
HA16キャンペーンマスターでもあるごんべがマスターを務めた。
- なお、同じごんべのマスターで、同じアイテムを使用して換骨奪胎したシナリオが「ブルーローズ」のシナリオとして用いられたこともある。
用語や登場人物
- 桂言音
- 同志館大学考古学教室助教授。PCへの依頼者、そして優秀な符術士でもあり、バックアップも兼ねる。
- 虚崖坊
- 南京都のとある一帯の山の主である天狗。“剣”を警戒する。
- 異形のもの
- 土塊から現れる変幻自在の謎の妖魅。誰かに操られているようだが……?
- 太田胤子
- “剣”の引き取りを申し出る人物。明日香にある奈良県考古学研究所へ“剣”を持ち込むよう依頼してくる。
- 天御坐剣
- 「あめのおましのつるぎ」。“剣”の本来の呼称。
メモ
- 剣をX線透視にかけると
- 刀身の中心線に沿って「意富美和大神」という銘が刻まれていることが判明する。
- 土師
- 異形のもの、及びそれを操る者についてのキーワード。
- おおまかな運用
- シナリオアイテムを守りつつ拠点を転々として、調査・情報交換・襲撃への警戒&対処を行う、単純なシナリオとして作られている。
“剣”自体に稀に暴走させても面白いかも知れない。
後半の依頼主に如何に無事に接触するか、も鍵。