白い少女
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白い少女 Blanca
吸血鬼の一氏族クカラチャの始祖となった少女。
一切の色素が存在しない透けるような白い肌に銀の髪と銀灰色の瞳を持つ少女の姿をしていると言われているが、現存する氏族のメンバーの中で直接会ったことのある者は生き残っている唯一の継嗣であるフェデリコを除いては居ないとされる。
スペイン人の父親とインディオの母親の間に生まれた混血児。
語学の才に長けた聡明な少女だったが、アンク氏族によって人造の神を生み出すための実験台にされた際に吸血鬼となり、同時に精神に失調を来たした。
アンクの研究施設を脱走した後、当時、教育係を務めていたフェデリコを含めた何人かを吸血鬼に変えたが、狂乱に酔って殺戮を繰り返したところを継嗣の一人だったフェデリコによって滅ぼされたとされる。
現在は灰になっているものの魔術的な再生力は失われておらず、再生に必要なだけの血を与えれば復活する。
灰は瓶に詰めた状態でフェデリコが所持していたが、何者かの手によって奪われ、現在は人攫い曲技団の狂気の人体改造技師モローの手に渡っている。
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