禁足地
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禁足地
禁足地。それは人の踏み入れるべきでない土地。かつて、数多くあった神域 や霊場、人の通わぬ土地であり、妖怪の棲むとされていた場所でもある。開発 が進むに連れて、また闇に光が持ち込まれるにしたがって数を減らしていった その場所は、現在も僅かながらに存在する。
だが、多くは人の目にさらされ、禁足地としての力の大方は消失してしまっ ている。ほんの暫く身を隠す程度にしか使えないだろう。
事例
霊場
文化保護と言う名目で残された人工的な禁足地。もっとも数多く存在するも のの、人の目に触れやすいのもこれらである。一旦騒ぎになるとあっという間 にメディアが押し寄せる場所でもある。
危険地帯
人間が住む事の出来ない環境の場所。それゆえ、ほとんど人間が訪れる事は ないため、目撃される可能性も低い。ただし、噂が発生する可能性も高い為、 油断は出来ない。先住者が居る事も多い為、新しい棲家とするのは難しいであ ろう。
まよひ家
他の場所と違い、人里にごく近い場所に存在する。場所と言うよりも一種の 空間の歪みであり、各所にいろいろな形で存在する事がある。昔話では、幸を 得られる浄土としされていた。
望めば誰でも訪れる事が出来るものの、一晩の滞在しか許されず、その場所 を独占する事も出来ない。