櫻衛家
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櫻衛家(藤原櫻衞)
土を司る大名家。五式の一柱。陰陽師の一族。裏社会では『蓋の家』や単に『櫻衛』と言えば通じる。『近衛行者』、『近衛博士』などの二つ名を持つ。
ヒトとモノノケの間に立つ中庸の存在。
吹利各所に多数の土地を所有し、その大半には地鎮のための社が建立されている。一家柄としては異様なほど社会に影響力を持つ。御前などの格式の高い場においては藤原櫻衞を名乗る。
大正時代以降長らく裏社会からも形を潜めていたが、ここ最近になり動き出し、様々な方向で展開している。
- 規模
- 知名度
- 一般には知られない。古くから吹利に住んでいたり、地鎮に詳しければ知っている。
メモ
- 超穏健で有名。ただし必ずしもそうとは限らない。
所縁の者
- 櫻衛限双
- 故人。櫻衛家の前当主。礼香の父。人を超えた力の持ち主だったが、櫻衛気質が色濃く、ろくに力を使わずにいた。
- 櫻衛礼香
- 現在の暫定当主。
- 櫻衛玄錠(さくらもり・げんじょう)
- 礼香の下の弟。櫻衛家の直接の血縁ではなく、妾の連れ子である。しかし術者としての才能は高く、幼いながら活躍している。
- 櫻衛嵩聯(さくらもり・すうれん)
- 礼香の上の弟。一才違い。表舞台に立つ事を嫌い、家の暗部(諜報部)の若頭を務めている。所謂忍者。容姿は礼香そっくりだが糸目ではない。
- 櫻衛幽雪
- 隠居。隠居集の一人。櫻衛家の実質的な権力者。礼香が放心していることを良いことに好き勝手やっている。櫻衛の発言力を高めるため、気付かぬようにあえて地鎮を緩め他勢力を弱体化させようとしていたりする。家の再興のために様々な手法を用い限双の子供に因果を収束させている。
- 櫻衛一影
- 故人。幕末から明治維新時代に当主であった漢。坂本龍馬をして「怪傑」と言わしめたとされる塾長タイプの人。最盛期の吹利五石坊と相撲をしたり、政府に働きかけ宮内省式部職に退魔機関を創始したり、廃藩置県で県境を一筆書きした漢。
- 藤原櫻衞
- 故人(?)。櫻衛としての始祖。本名は『オロチノユユミタマ』。藤原氏の庭番兼相談役。元は巫女の一族で、その活躍から家族同然の扱いを受けていた。鬼道の使い手でありヤマタノオロチや大鬼を使役できたらしい。その術が現在の櫻衛流懐式の原型となっている。
関連地名
- 壱村
- 本家がある。
関連用語
- 櫻衛流懐式
- 陰陽道の類い。その源流は藤原櫻衛が編み出した鬼道。
- 御要剣
- ヒヒイロカネで作られた剣。関西を通る龍脈の一つを抑えている大要石。1995年に一度引き抜かれ、大震災が起きた。
- 昭和の大結び
- 終戦直後に打ち立てられた護りの儀式。各勢力の力を結びつけ、巨大かつ強力な結界を成している。櫻衛はその影でシステム形成に一役買っている。
関連組織
- 染井不動産
- 大手不動産企業。
- 財団法人チェリーブロッサム
- 総合事業財団法人。
- アクアド(株)
- 上場コンサルティング企業。
- サンドリヨン・スリザリ
- コンシェルジュ派遣企業。
歴史
その始祖は超古代の巫女の一族。モノノ語を駆使し八百万神と交信した一族。
飛鳥時代に入り、その一人が力を買われ藤原氏に入る。
平安期以降には摂家の一つ近衛家の側近として仕える。
その後戦国時代に分家とされ、以降土を司り、側近としてでは無く裏の秩序を本業とするようになった。
江戸初期にはその地盤も堅く、名実共に土を司る大名家となる。
幕末から明治初期にかけては元来の穏健な性質から外れた櫻衛一影により明治維新に大きな影響を与える。
現代においては力を維持しながらも形を潜め、地鎮においても大正期に幾つかの社を建立するに留まり積極性に欠いた。
言及作品
おまけ
根ノ国底ノ国出流ガ水是正伊邪那美ノ涙也。 地染ミテ天ニ滴リ昇リ月至リ伊邪那岐ノ頬ニ垂。 其ハ速ニ御神体ニ伝晦日時再井戸ニ戻ラム。
規模:B 財力:B 土地:A 権力:C 影響力:A 発展性:C
- ランクの技能値換算(暫定)
S=24~
A=20~24
B=16~20
C=12~16
D=8~12
E=4~8